受入メリットについて

01実習期間は3年間

来日した技能実習生は3年間という限定された期間での実習のため、休まず実習を頑張ります。残業・休日出勤も法律上問題ない範囲で行うことも可能です。

02現場が活性化する

技術の習得に意欲旺盛な20代の若い実習生が多く、彼らの積極的な実習ぶりに日本人従業員に対しても大きな刺激となります。作業場に元気な技能実習生が配属されば、職場全体が良い方向に活性化したケースもあります。

03手先が器用で勤勉で真面目

技能実習生にとって、日本での給料は非常に魅力的です。3年間一生懸命働けば、母国では決して稼げない大きなお金を持つことができます。それが今後の自分や家族に大きな夢と希望を与えることでしょう。そのために一生懸命実習を行う彼らの姿は、遠く日本の高度成長期を支えた若い日本の労働者とだぶるかもしれません。お互いに信頼関係がきちんとできれば、彼らもその期待に応えてしっかり働きます。仕事に関しては何の問題もありません。

04将来の海外展開に向けて

技能実習生を通して異国の文化や価値観と出会うことは、日本人にとっても有意義なことであります。また、彼らの頑張りを見て、海外への進出も検討する企業も出てくることでしょう。日本の技術や仕事の価値観、労働衛生を学んだ技能実習生が再び海外に進出する日本企業の重要な人材となりましょう。


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技能実習生は安価な労働力ではありません。また若くて元気な労働力の確保でもありませんし、日本の労働力不足を補う人材でもありません。当組合では入管当局の指導によりこのような表現はホームページ上では一切使いませんので、ご了承ください。

受入デメリットについて

01コミュニケーションの問題

日本語レベルは決して高いわけではありません。いくら母国で事前に日本語教育をしたとはいえ、来日してから日常会話ができる技能実習生は本当に少ないです。これは逆の立場にたってみれば、当たり前のことです。例えば6か月外国語を勉強して、外国人と会話できますかと言われれば、それは難しいでしょう。日本語は決して簡単な言語ではありません。ある程度意思疎通ができる会話力を身につけるまでにはセンスのある人で8か月から1年はかかります。

02失踪の問題

この問題はよくマスコミにも取り上げられていますので、現状をお伝えしておきます。失踪の主な原因の一つは母国での借金であります。よく100万借金してきているとか言われておりますが、確かに送り出し機関と言われる海外向け人材派遣会社に対して、お金を支払っております。実際にどのぐらいの借金を抱えてくるのかは日本側ではわかりません。しかし、仕事をもっとやらせろとか残業が足りないとか言ってくる場合、母国の借金が多い可能性があります。仕事が少なくなれば失踪する可能性もありますので、この借金に関してはある程度把握しておく必要があります。
当組合においては、信頼できる送り出し機関と提携し、母国での費用もすべて把握して紹介しておりますので、このような問題に関する心配は無用です。

03万引きや犯罪の問題

これは面接前の段階で、送り出し機関側で、選抜させなければなりません。面接及び事前教育が甘いために、本来技能実習生として来日すべきではない者が紛れてしまっているようです。今後外国人技能実習生が増えていくにあたり、いかに面接前の選抜がきちんとできているのか、日本側で把握していく必要があります。
当組合においては、面接選抜時の前に組合で実習生候補者に対して面談を行い、企業様へ紹介する前に不適格な候補者を面接から外す取り組みをしております。