私の奥様は南部のベトナム女性。通訳として日本にやってきてそのまま私と結婚してしまいました。気の強さは誰にも負けず、異国の地で元気に頑張っています。現在技能実習生を受け入れる監理団体で活躍中。

協同組合をやらないか?と言われ、なぜか組合員事業が外国人技能実習生の受け入れでした。 実習生たちの通訳として来日したベトナム人女性と結婚し、ベトナム人技能実習生たちとの 交流を描いているブログです。技能実習制度に関わる者の本音が書いてあります。
「ここまで言って大丈夫なの?」 と言われておりますが、本音で書かないとおもしろくないですからね。よろしかったら読んでください。
※これは個人の意見であり、組合を代表する意見ではございません。

面接 会社の想い

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今、ハノイで大口の面接対応が今日で終わります。
18名採用に合わせ、送出し機関側で募集をかけた人数は90名。その中で一次面接を行い
実際に面接に入った子たちは71名で、スタートしました。
16日から会社説明及び仕事の内容、会社の福利厚生及び賃金体系や何が控除されるのか
寮及び監理団体からの支援についてなどから始まり、筆記試験、実技試験と進んでいきます。

この会社は今回の採用面接で実習生を受け入れてから4年目になります。
すでに最初に入った実習生たちは3年で終了し、帰国しました。その中の一部が随時3級に合格し
技能実習3号としてテト明けにも来日予定です。

この会社のすごいところはなんと言っても採用に妥協しないこと。
そして、時間をかけてじっくりと選抜していくこと。
私も送出し機関もこの会社のおかげで相当勉強させられました。
そして、面接をしっかりやることが3年間の技能実習を円滑に進めていくことができるという
確信を得ました。

現在ベトナム人とタイ人を合わせて70名近い実習生が働いていますが、今のところ問題はなしです。
給料も日本人とほぼ同額。コスト的には若干実習生の方が高くなってしまいますが、その分
生産性は日本人の約2倍。最初はコミュニケーションも取れず、相当苦労されたと聞いています。
また取引先からは、実習生を入れることによって、例のマスコミ報道などから、いろいろと
言われたそうです。しかし、実際に働いている実習生たちを見て、どうも報道とは違うようだなと
少しずつ理解が広がっていきました。

会社の役員の方が見えられて、ちまたではいろいろと問題が発生していると言われている技能実習生
だが、どうして当社は問題が発生しないのか、それを見極めたいという目的で今回来越されました。
そして、役員の方は面接の様子を見て、とても感激されておりました。
この会社の実習生面接段取りについては、採用担当者と私の間でいろいろと協議をしながら
構築したものです。私はどちらかというと、ベトナム側の実習生見極めについて調整し、担当者は
日本での採用基準をいかに実習生採用に調整するか、かなり悩まれながら作り上げてきました。

こうして大きく芽が開き、花を咲かせつつある状況を見ると感慨深いものがあります。

つくづく思いますが、実習生採用の大きなポイントは
「実習生に対する思い」
それに尽きると思います。

何人か家庭的な事情があって、面接中に大泣きした候補者がおりました。
私たちもその気持ちはわかりますし、日本に連れて行きたいという思いもあります。
しかし、3年間日本で仕事をするということは、相当の精神力が必要となりますし、逆に日本に連れて行くことが
本人や家庭にとって仇となる場合もあります。また、他の候補者とのバランスもあり、面接の平等性は保たなければ
なりません。苦渋の決断に迫られることもあります。

結局その子達は面接に落ちてしまいました。採用基準に達していなかったからです。
不合格になった子達の悔し涙を見ながら、非情にも面接は続き、そして合格者が決まっていきます。

合格した実習生たちを見ながら、会社の採用担当者の目にはうっすらと涙を浮かんでいました。
この思いが、この会社の実習生たちに伝わり、問題なく実習が続いているのでしょう。
こういう会社に採用され、日本で仕事をする実習生達は幸せです。

参考にこの会社が実施している採用試験について、簡単に箇条書きにしてみます。
1. クレペリン試験
2. IQ試験
3. 算数試験
4. 計算力試験
5. 理解力試験
6. 補数計算
7. 視力検査・色覚検査
8. 実技試験 3つほど
9. 体力試験 腕立て伏せ・握力・縄跳び・反復横跳び
10. 事前自己判断テスト
11. 指の機能検査
上記試験の結果を踏まえ、面接時において本人の性格及びベトナム語の話し方、簡単な日本語の会話力
などを確認していきます。
面接は2回行います。ボーダーラインの子については3次面接も行っていきます。
グルーブ面接にかかる時間は平均90分程度。人数によって違いますが、3日〜4日かけて選考を行い
合格者については、家庭訪問及び送出し機関に親御さんを呼び、家族面談も行います。

さて、皆様方の面接はどうですか。
失踪が多いところ、問題が多い会社は、もう一度自社の面接方法を考えて下さい。
そもそも、面接が名ばかりでベトナムにお遊びで行かれる方は論外ですが。

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