私の奥様は南部のベトナム女性。通訳として日本にやってきてそのまま私と結婚してしまいました。気の強さは誰にも負けず、異国の地で元気に頑張っています。現在技能実習生を受け入れる監理団体で活躍中。

協同組合をやらないか?と言われ、なぜか組合員事業が外国人技能実習生の受け入れでした。 実習生たちの通訳として来日したベトナム人女性と結婚し、ベトナム人技能実習生たちとの 交流を描いているブログです。技能実習制度に関わる者の本音が書いてあります。
「ここまで言って大丈夫なの?」 と言われておりますが、本音で書かないとおもしろくないですからね。よろしかったら読んでください。
※これは個人の意見であり、組合を代表する意見ではございません。

ベトナムにおける高度人材について

2019.2.23
カテゴリー:ブログ -外国人技能実習制度 -情報

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ホーチミン市技術師範大学とホーチミン市工科大学に高度人材の件で訪問しました。
現在の状況がどのような形になっているのか、把握するためです。

もちろんベトナム側は新たに創設される「特定技能」など、まだ何もわかっておりません。
ただ今回の訪問ではっきりわかったことは、ある一定のレベルを超えた人材については
別に日本で働かなくても問題ないということです。
もっと言えば、
「日本に行って働かなくても、十分仕事はあるし、収入も保証されている」
という状況です。
無理して難解な日本語を覚えても、それなりの収入が見込めなければ、わざわざ日本に行く
必要がないということ。

最近、人手不足のせいでしょうか、エンジニアの求人を多く求められるようになりました。
「誰かいないかい?」
条件を聞くと
「日本語N2以上、月収18万ぐらいで」
ベトナム人技術者もなめられたものです。

エンジニアで日本語レベルN2は、普通のレベルではありません。
せいぜいN3がやっとこ。N2レベルなら、通訳ができるレベルになり、何もわざわざエンジニアで
来日する必要はありません。

どうも給料の割には過剰なスキルを要求する会社が増えています。
それならば日本人を雇って下さい。
でもうちみたいな会社には日本人は来てくれない。
そう社長は嘆きます。

さて今ベトナムで高度人材を確保したいというのであれば

1. 学費の支援を行う
または
2. 大学に設備を寄付し、その代わりに何名かの卒業生を回してもらうか

のいずれかになります。

但し、なんちゃってエンジニアの場合はこの限りではありません。
大学のランクを落とし、日本の高卒レベルの製造現場に入れ込む人材として
考えるならば、まだ見込みはあるでしょう。

でもN2は無理ですよ。せいぜいN3です。

さて、現在日本にいる多くのベトナム人留学生ですが、学生のレベルから言えば
二流以下、決して質の良い、勉強ができる学生ではありません。
また過度にアルバイトをして、金の計算ならば早いですが、日本語については
正直使い物にならない。工場の単純作業ならば使えるが、その上のレベルとなると
日本語でつまづき、育成が難しいのが現状です。

エンジニアといっても、特定技能のレベルなのです。
ですから、今後、特定技能がある程度行けるとなった段階で、間違いなく技術・人文知識・国際業務に
ついては審査が厳しくなるでしょう。

私は今いるなんちゃって留学生を特定技能に切り替え、製造現場に入れることは
良いと思います。但し、彼らも日本での生活に慣れているので、5年限定の在留資格での
就労には嫌がる可能性は大だと思います。

今は技能実習を用いての外国人労働者の受入が妥当なところです。
厳しい調査を受けていますし、受入会社もしっかり見られているので、そんな変なことにはならないと
思います。マスコミ報道には辟易しておりますが。

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